「休養」は警察、広告主、読者等のクレームが原因ではなく、「人事・処分」でもない
文藝春秋の法務・広報部の担当者は、今回の「休養」は、警察、広告主、読者等のクレームが原因ではなく、あくまで「社内判断」によるものだと説明している。それに加えて、あくまで休養であって「人事・処分」ではない、ともしている。
これが本当だとすれば、警察が「わいせつ物」だと判断し、警告するなどをした可能性は限りなく低くなる。
新谷氏は、メルマガで、
「自分で言うのもなんですが、『週刊文春』は週刊誌の中ではお固いイメージをもたれている方が多いのではないでしょうか。実際、ヘアヌードや袋とじはやりません。ただ、昨今のこのブームはさすがに無視できませんでした(笑)」
とも書いている。「社内判断」ということであれば、社内の上層部が、春画グラビア掲載を「社のイメージ」に合わないものだと判断した可能性もある。明確な処分ではなく、なぜ「休養」という異例の対応になったのは、そのあたりの判断にあるのかもしれない。