悪意の込められた誤訳、アンチAKBの仕業か
日本での番組出演をくだけた口調でサラッと語っただけだったが、これが2ちゃんねるに、間違った翻訳で貼られた。
「あの日本の歌番組は、おまえらも予想してるだろうけどクソだし狂ってる。なんでこんな番組が日本で支持されてるのか理解できない」
「俺は一山いくらのクズみたいなジャップの自称ミュージシャンの連中と無理やり共演させられたんだが、その中に工場から大量出荷された粗悪品みたいなAKB48。(中略)無駄に30人くらいいたんだが全員13歳から15歳くらいの糞ガキだったんだよ!」
と、番組と出演者を批判する内容で、「糞ガキ」といった原文にはない言葉も付け加えられている。誤訳というよりも歪曲、捏造に近い。
これがすぐにネット上で拡散。特に怒ったAKBファンからは「こんな外人しらんわ いちいち日本に来るなカス」といった声が出た。ノエルさんのサイトのコメント欄にも「何て人種差別的なコメントなんだ!嫌なら日本に来なくていい」といったものが寄せられた。
その後、誤訳であるという指摘が多数出て、現在は騒動も収まっている。なぜ、このような悪意の込められた誤訳が広められたのかは謎だが、2ちゃんねるの、AKB以外のアイドルを応援している板では27日に、ノエルさんの日記について「アケカス(注:AKBファンやメンバーの蔑称)をボロクソに批判した文章に改変して拡散しようぜ」といった書き込みも寄せられていた。