琵琶湖大花火大会 地元民が開催反対のナゼ 玉川徹「花火ですら格差社会を感じる」

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   今日8月8日(2023年)、4年ぶりに開催されるびわ湖大花火大会。約1万発の花火が琵琶湖の水面を彩り、例年35万人が訪れる関西最大級の花火大会だが、今年は地元住民が開催中止を求める異例の事態となっている。一体何が起きているのか、8日の「モーニングショー」が現地取材を交えて詳しく報じた。

  • 「琵琶湖大花火大会2023」の公式サイト
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羽鳥慎一「フェンスで...複雑な感じですね」

   きっかけは有料観覧席と道路を遮る高さ4mのフェンス。その長さは2kmにも及び、地元住民は「排除してるみたいやな。えげつない」「やりすぎかなと思います」と反発。地元自治会は「深夜まで騒音や渋滞が発生し、ゴミなど悪影響がある。地元民にとって楽しみがなく誰のための花火大会なのか」と大会反対の決議文を主催者側に提出した。

   なぜフェンスが設置されたのか。主催者、びわこビジターズビューローの濱田康之さんは「申し訳ないという想いでいるんですけど、(来場者に)立ち止まる方、座りこむ方が出てきますので、事故リスクを考えて対策を考えた」と語る。

   有料席に対しても地元住民から不満の声が出ている。前回より1万席ほど増えた5万席が用意されているが、その料金は4500円から6万円と高額。地元住民からは「高い」という声も上がっているが、約3億円の経費の8割が有料席チケットの売り上げ。濱田さんは「経費が前回より1.5倍上がって警備も増やしている」と語る。全国の花火大会を見ても有料化の動きが進んでいるほか、資金不足で中止される花火大会も相次いでいる。

   MCの羽鳥慎一「フェンスで見えなくするというのは複雑な感じですね」

   菊間千乃(弁護士)「安全面と経費のアップ。もちろんわかるけれどこのフェンスみると地元の方が阻害されていると感じがするのは間違いない。地元企業と住民の方が育ててきた大会。残念。クラウドファウンディングで資金集めるなどできることがあるんじゃないか」

   玉川徹(テレビ朝日元社員)「どっちのいうこともごもっとも。どうしたらいいんだろうな。ただこの流れは格差社会を感じる。花火ですらお金持ってる人が良い状態で見られる」

(みっちゃん)

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