東京上野の国立科学博物館が財政ピンチからクラウドファンディングで支援を募ったところ、開始初日の9時間ほどで目標の1億円を突破し、寄付額はいまも伸び続けている。8日(2023年8月)の「THE TIME,」が伝えた。
受付は11月5日まで
国立科学博物館は約500万点の文化財を保管する。毎年8万点ほど追加するため収蔵庫を建設中だが、資材高騰。温度や湿度を一定に保つための光熱費も上がり、運営は厳しいという。そこで、きのうから始めたクラウドファンディングに「果たしていくら集まったんでしょうか」と、杉山真也アナウンサーが問いかけた。
きのう朝8時にスタートすると、午後5時半ごろ1億円に達し、「リアルタイムのホームページは、すごい、(けさ7時すぎ時点で)2億5900万円を超えています」と杉山。それから間もなく2億6000万円、参加者15321人までいった。
宇賀神メグ・アナウンサー「視聴者からこんなメッセージが寄せられています」
「子どもたちが将来、博物館でさまざまな発見をすると思うので申し込みました」「自分の新たな『好き』をしることができた。協力したい」「他の博物館は大丈夫?」
標本レプリカや隕石アクセサリー、収蔵庫ツアーといった返礼品も話題だそうだ。寄付受け付けは11月5日までの予定。
(あっちゃん)