標本や資料保管資金の調達に向けて、国立科学博物館は7日(2023年8月)午前に、クラウドファンディングを募集したところ、同日午後5時20分ごろに、目標金額の1億円を達成した。8日の「ZIP!」が伝えた。
一時アクセス集中、館長も驚く
一般向けの最高支援金額である「100万円コース」にも2人応募があった。
同博物館は、「返礼品などにまだ余裕があるため、当分の間は寄付の募集を続ける」としている。
篠田・博物館長は「これだけ早く目標金額を達成できたことに驚いているとともに、多くの国民の皆様にご支援いただけたことに感謝しております」
ネットによると、クラウドファンディングのHPには一時アクセスが集中。つながりにくい状態となった。
返礼品としては、哺乳類のはく製づくり体験など40種類以上を用意。とくに、ふだんは入れない収蔵庫に入れる「バックヤードツアー」(寄付額5万~10万円)は、「化石コース」「鉱物コース」「昆虫コース」など9コースを準備したが、すべて完売したという。
(栄)