直角台風と、また新しい呼び名が台風6号についた。沖縄を襲ったノロノロ台風は、やっといったん通り過ぎたかと思ったらUターンして、ほとんど停滞、今度はどうやら北上する気配だ。7日(2023年8月)の『THE TIME,』が予報を伝えた。
九州・四国、10日にかけ記録的大雨の可能性も
沖縄の6日から7日にかけての状況は、暴風雨で物流や空路が途切れ、物資不足が深刻なうえにまだ6400戸が停電、エアコンや冷蔵庫が使えないところも。その台風6号の「今後の進路は?」と、宇賀神メグアナウンサーが問いかけた。
気象予報士の増田雅昭が「今後も変わった動きをしそうです」と答えた。7日朝もゆっくりとし、これは方向転換するタイミングを探すような動きだという。
へんてこな動きの原因は、夏の高気圧。暴風雨をふりまく台風も、増田に言わせると「高気圧の前では力士と子供ぐらいの関係」で、高気圧が東から張り出すために北上して、九州のすぐ西を通るコースがほぼ確定だそうだ。
きょうはまだゆっくりの動きで、奄美地方で雨風が強く、あす以降、九州のとくに南部中心に雨風が強まりそう。離れた地域でも雨が特徴らしく、九州や四国では10日にかけ、所によっては記録的大雨の可能性もある。
杉山真也アナウンサー「今週いっぱいは警戒が必要ですね」
宇賀神アナウンサーが「はい」と応じた。
(あっちゃん)