関東はきのう1日(2023年8月)、ゲリラ雷雨に襲われた。きょう2日の『ZIP!』はその様子や天気が急変した原因などについて伝えた。東京・中野駅前では激しい雨と風の中、工事現場の足場が倒壊。神奈川・川崎市では護岸工事を行っていた作業員が増水した川に流され、遺体で発見された。大雨とともに各地で稲光や雷鳴が観測され、東京電力管内では一時、1万7000軒以上で停電した。
災害級の暑さから急変した理由は、これまで日本列島を覆っていた太平洋高気圧の勢力が弱まり、上空に寒気が入ったため。地上の暖かい空気とぶつかって積乱雲が発達した。
「ZIP!WEATHER」担当の小林正寿(気象予報士)は雷について、「音が聞こえたときは雷がすでに十数キロのところまで来ていると考えてください。雷雲は時速10キロから40キロぐらいで移動してきます」と説明した。雷が鳴ったら頑丈な建物の中に避難することが重要だが、海やゴルフ場などすぐに避難する場所がない場合は、とにかく低い姿勢をとることがポイントだそうだ。
低い姿勢を取らせるため
小林「雷が鳴ったらおへそを隠せ、と聞いたことはありますか」
水曜パーソナリティ―の斉藤慎二(お笑いタレント)「小さいころは本当に隠していました」
小林「おへそを隠そうとすると、低い姿勢になります。昔の人はそうやって子どもに言い聞かせていました」
森圭介アナウンサー「雷様におへそをとられるのかと思っていましたが、こういう生活の知恵がちゃんとあったんですね」
キャンディ