自民党女性局の議員がフランスでの研修中に撮影、 SNSにアップした写真に「これでは観光旅行」と批判が殺到している。いったい何が起きているのか、今日8月1日(2023年)の「モーニングショー」はこの話題をトップで取り上げた。
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エッフェル塔（写真はイメージ）
羽鳥慎一「しっかりした報告をお願い」
今回の研修目的はフランスの少子化対策などを視察し、現地の国会議員らと意見交換をするもの。自民党の国会議員や地方議員ら38人が参加し、7月24日から28日の日程で行われた。しかし、参加議員らがSNSに観光気分の写真を投稿したことに批判の声が出た。
松川るい参院議員はエッフェル搭の前で搭を真似たポーズで記念撮影。広瀬めぐみ参院議員はレストランで食べたパスタなどの写真をアップ。フランス上院として使われているリュクサンブール宮殿では、今井絵理子参院議員が松川議員とともに笑顔でモデル立ち。
これらの写真にSNSでは「その場所で、そのポーズで何を視察し、何を得たのか教えてもらえませんか」「国民は災害や猛暑、物価高と高い税金であえいでいるのに優雅ですね」などのコメントが。街の声も「（SNSに）載せる時に問題にならないかなって自分で思い返せないところにどうなのかな」「38人もいく必要があったのかな」。
現在、これらの写真は削除されているが、松川議員は「意見交換などの合間に記念写真を撮りました。そのことが問題だとは思っていません」とコメント。今井議員も「『公金を使って無駄だ』という指摘もありますが、党からの支出と参加者の自己負担」と反論している。しかしこれには「党費には政党助成金が出ている」という指摘も出ている。
MCの羽鳥慎一「これをSNSに上げるとどうなるか想像できない人が、少子化対策で国民がどうして欲しいか想像できるのかなと思いました」
菊間千乃（弁護士）「38人という人数でいく必要があるのかと思う。写真を撮ること自体はいいと思うがそれを出すというところですよね。自撮りの写真を上げることが何の承認欲求なのか。何の活動報告なのか」
玉川徹（テレビ朝日元報道局員）「議員の方はどれだけ国民から不信を持たれているかわかっていない。僕もフランスに何回か取材に行きましたが、一人で行っています。国会議員だったら秘書とおしてアポとって一人で行けばいい。みんな知りたい部分が違う。38人で行ったら遠足じゃないですか。我々だってTBS、フジテレビ、テレビ朝日、朝日新聞がまとまって取材に行くなんてないですよ」
羽鳥慎一「無駄な視察でないことをしっかりした報告でお願いしたいと思います」
（みっちゃん）