福原愛「長男親権争い」勝ち目なし!水卜アナが心配する「子どもさんの気持ちはどう判断?」

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   天才少女と言われた卓球元日本代表の福原愛さんの元夫で、台湾代表の卓球選手だった江宏傑さんがきのう27日(2023年7月)、東京で記者会見を開いた。福原さんが台湾から連れ帰った長男について、「日本の裁判所の結果に従い、子どもを返してほしい」と目に涙を浮かべて訴えた。きょう28日の『ZIP!』が背景を詳しく伝えた。

   福原さんと江さんは2016年に結婚。台湾を拠点に生活し、2017年に女児、2019年に男児を出産した。2021年7月に離婚したが、子どもについては両親が親権を持つ「共同親権」の形をとることになり、子どもたちは江さんが住む台湾で暮らしていた。

   菊地幸夫弁護士「日本では離婚後、父親か母親のどちらかが親権者に単独でなりますが、共同親権の場合は、離婚後も進学先や住む場所について両親が相談して決めます。先進国では共同親権は珍しくありません」

   ところが、江さんによると、昨年7月、台湾を訪れた福原さんが息子だけを連れて日本に帰国し、子どもの親権を自分のみにする親権指定を東京家庭裁判所に申し立てた。江さん側も東京家庭裁判所に息子を引き渡してほしいと申し立てを行い、今月20日に、ただちに子どもを江さんに渡すよう福原さんに命じる判断が出たという。通常の審判に加え、保全の命令も出されており、江さん側の大渕愛子弁護士は「福原さんはただちに子どもを引き渡す必要があります」と主張した。

  • 子どもの気持ちが……(写真はイメージ)
    子どもの気持ちが……(写真はイメージ)
  • 子どもの気持ちが……(写真はイメージ)

子どもがどちらの国になじんでいるか

   一方、福原さん側は「日本の審判はあくまでも一審の裁判であり、事実関係について最終的な判断はされていない」「(江さんの会見は)意図的に両親と子どもの関係を引き裂き、子どもに悲しい思いをさせ、子どもに対する家庭内暴力の一種です」などとする声明を発表した。

   親権争いは今後どうなるのだろうか。菊地弁護士は「この裁判では、お子さんがどちらの国に馴染んでいるかということがポイントになります。保全命令が出ているということは、今後の裁判でも結論がひっくり返ることはないだろうと裁判官が判断したと推測されます。一審で不利な判断を受けた側が即時抗告しても、逆転することはかなり難しい。(福原さんの)形勢はかなり不利だと思います」という見通しを示した。

   解説を聞いていた司会の水卜麻美アナウンサーは「お子さんの気持ちというのはどのように判断されるのでしょうか」と案じていた。

キャンディ

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