猛暑で野菜にも大きな影響が出始めている。局所的なゲリラ豪雨を除けば雨も少ない。品不足と値上がり必至の現状を28日(2023年7月)の『めざまし8』が各地から伝えた。
野菜の出荷ピンチを埼玉県のスーパー店長が語る。「高温障害により、生育が非常にわるいですね。出荷量が落ち、商品がなかなかそろわない。キュウリなんかは赤字販売です」という。
そのキュウリ農家では、出来が小さく、曲がり気味。埼玉県本庄市で栽培する男性は、「雨が少ないし、異常な高温で水が足らないせいです」と嘆いた。収量は平年の半分ぐらいだそうだ。
ブドウはシワシワ
ブドウ農園の実りも「しわしわ」状態。やせて黒ずんで「暑さと水分が十分回らず、しぼんじゃっています。干しブドウみたいな感じ。硬くカチカチです」と農家もあきれ顔だった。ガラスハウス内のアスパラガスは、小さなものしか生えてこない。ハウス内の温度を測ると46度あった。
暑さに強いといわれるピーマンも白く変色。「20%は破棄しました。去年はじわじわ暑くなったけど、今年が急にガッと暑さがきた。野菜も慣れていなかった」(茨城県古河市の農家男性)という。ナスは色が出ず、トウモロコシは粒がしぼむ被害が広がる。
カズレーザー(タレント)「色がかわったら味も出ない。完全なロスだ」
司会の谷原章介「家計にも影響を及ぼしますね」
唐木明子(企業コンサルタント)「ここから先が心配です」
(あっちゃん)