鳴き声とフンひどい...千葉「柏の葉キャンパス」駅前にムクドリの大群!何が起こってるんだ?

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   「住民は頭をかかえています」と、28日(2023年7月)の『めざまし8』で倉田大誠アナウンサーが取り上げたのは、空をうねるように飛びかうムクドリ被害だ。各地で7月ごろから大群が都市部に出現している。

   先週土日に千葉県柏市の駅前で撮られた映像。「うわ、うわ!」「なんだ、これ」の声も出た。「飛び交う不気味な黒いかたまり」と倉田アナも驚き交じりで伝えた。シャーという鳴き声は「ひどいと電車が通過するときに匹敵するうるささ」「フンを気にしています」と周辺住民はいう。

  • 夜になると街に戻って来る
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専門家「7月は繁殖終えて都市部に移動」

   鳥類研究家の中村浩志さんは「大勢だと捕食者が近づくのを早く察知できるので、昼間は分散していた群れが、夕方は1か所に集まり、大群でねぐらの上を旋回することで安全を確かめます」と解説する。繁殖を終えた7月ごろから、天敵の少ない都市部を好んで住みつくらしい。

   柏市の「柏の葉キャンパス」駅では、ムクドリの嫌いな音声を流し、木の剪定などをしているが、抜本的な解決には遠い状態だ。「(ムクドリも)生活がかかっていますから、単なる脅しでは眠る場所を変えません」と、中村さんは指摘する。暑い夏が終わるのを待つしかないのか。

(あっちゃん)

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