NHK連続テレビ小説「らんまん」の27日(2023年7月)の放送では、万太郎(神木隆之介)は水生植物「ムジナモ」を新種ではないかと考えたが、自宅長屋での研究では限界があるため、東京大植物学教室へ持っていく。徳永助教授(田中哲司)、大窪(今野浩喜)たちが興味津々で見ていると、そこへ田邊教授(要潤)がやってくる。
田邊はそれが日本でまだ発見されたことのない食虫植物であることを万太郎に伝える。さっそく論文を書いて、世界に向けて発表をするよう命じる。新種発見で世界に名を轟かせたくて、万太郎を敵対視していた人なのに、急に万太郎に花を持たせようとする。画工の野宮さんや徳永助教授の影響で心が溶けてきたということか。
ネットでは「あしたが怖い」
田邊のこの柔軟な態度はいきなりすぎやしないだろうか。「田邊教授の真意が見えなくてハラハラするんですけど」「あしたが怖い。田邊教授にも光を」「田邊教授がヘナヘナと力が抜けちゃう感じ」「田邊教授急に別人」などネットでもざわざわと不安の声が広がっている。
しかし、万太郎にはチャンス到来。田邊に認められたい一心である。ただ、暗雲がたちこめてきているようにも感じてしまう。万太郎の論文が、皆が幸福になる結果となることを祈る。(Y・U)