世の中、「推し」ブームだ。自分が推す芸能人を自宅でおもてなしする「推しといつまでも」（TBS系）などという番組もあるほど。25日（2023年7月）放送の「ロンドンハーツ」（テレビ朝日系）でも、「こっそり推してます発表会」と題し、ミキ・昴生、三四郎・小宮、お見送りしんいち、モグライダー・ともしげの4人が、こっそり推している女子を3人ずつ発表するものだった。
たとえば、ミキ・昴生の推しは、バーレスクダンサーの神山みれいさん、女子サッカーの三谷沙也加選手、そして「ばりやわとんこつ」という男女コンビYouTuberの新谷あやかさで、新谷さんはモグライダーのともしげも推していた。博多弁で恋愛系ショート動画で人気だそうで、「演技力が凄い」とミキ・昴生が絶賛。実際、その動画も流れたが、演技、言うほど巧いかなあ（←あくまでも個人の感想です）と。
そのモグライダーの推しは、新谷あやかさんほか、インフルエンサーのゆら猫さん、キャバ嬢のしおんさん。TikToker としても活躍していて、「ちゅきちゅきらぶりーちゃん」というフレーズをバズらせた本家ということだが、そんな言葉知らないんですけど。
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恒例なのに
「推し女子10」だったらOKなのか
YouTuberだのインフルエンサーだのTikTokerだのと、出てくる推しが、ほぼほぼSNS系で、なるほどこういうところからもテレビの人気の無さがわかる。もっとも、ミキ・昴生以下4人の芸人には、「推し」ている暇があるなら、「推される」ように芸を磨け！ と言いたい気もするが。
ところで、先日の「27時間テレビ」（フジテレビ系）で、明石家さんまがこの1年間で気になった女性を発表する恒例の「ラブメイト10」が放送されたが、これには「時代錯誤」「気持ち悪い」などとブーイングが殺到したらしい。やっていることは「ロンハー」と一緒なのに......。あれも「さんまのラブメイト10」ではなく、「さんまの推し女子10」にでもしておけば、そこまで文句を言われることもなかったのではないか。き〇〇〇はNGだけど、クレイジーはOK、みたいなもの!？
（子守熊）