「今年ならでは熱中症」が激増! 谷原章介「何が起きているのか」

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   「あすから全国の広い範囲で猛烈な暑さになる恐れがあり、熱中症に警戒が必要ですが、例年とは違い今年ならではの熱中症が増えているそうなんです。何が起きているのでしょうか」と司会の谷原章介。25日(2023年7月)の「めざまし8」で、これまで多くの熱中症患者を診察してきた、いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤博道院長が解説した。

  • 災害級の酷暑が続く
    災害級の酷暑が続く
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酷暑の期間が長く、コロナなど感染症と併発も

   今、増えているというのは短期間で何度も熱中症になるケース。伊藤院長はその理由について「今年は高温多湿になる時期が早く、期間も長いため、何度もなってしまう。熱中症は再発しやすく、内臓や脳の細胞にダメージが蓄積される。治ったように見えて完治していない場合があり、その状態で無理すると繰り返してしまう」と話す。

   また、新型コロナ、ヘルパンギーナ、インフルエンザなどの感染症と熱中症の併発も増えているという。感染症による発熱によって寒気を感じてエアコンを付けられず、熱中症になってしまい、重症化するというケースだ。

   伊藤院長は、悪寒がする時はエアコンを付けずに毛布にくるまるなどして寒さをしのぎ、熱が上がり切り寒気が落ち着いたらエアコンをつけ徐々に冷やしていくことをお勧めする。エアコンを付けられない場合は首や脇の下など欠陥をピンポイントで冷やすのも効果的だそうだ。

   このほか、1日遅れで熱中症になる「時間差熱中症」や「日焼け熱中症」にも注意が必要だという。

   熱中症を防ぐためには、水分はもちろん、栄養も大事だということ。伊藤院長のオススメは全身の血流改善のためのビタミンEが含まれる、ウナギやアボカド、大豆や卵などだ。

   毎朝バナナを食べているという小室瑛莉子アナに、伊藤院長がアドバイスした。「バナナはいいのですが、もう一息。水分や塩分の補給ができる味噌汁や、ヨーグルト、牛乳も。目標、300~400ccくらいの水分を補えるのではないでしょうか」。

   小室アナ「バナナとお味噌汁...。はい、頑張ります!」

   谷原「すごい組み合わせだね」

(ピノコ)

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