ビッグモーター、社内規定に「生殺与奪」の文言 安住紳一郎「企業風土が見えてくる」

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   「連日高い関心度です」と24日(2023年7月)のTHE TIME,で司会の安住紳一郎アナウンサーが切り出したのは、保険金の不正請求や整備の水増し疑惑が浮上した中古車販売大手ビッグモーターについてだ。全社員に配った文書がすごかった。

  • TBS系「THE TIME,」番組サイトより
    TBS系「THE TIME,」番組サイトより
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「一番悲しいことは、嘘をつくこと」とも...

   安住が「手帳のようなもの」を示す。ポケットサイズの黒表紙に金文字で経営計画書とある。250ページほど、社員名簿と後半200ページにこまかい規定が載っていた。「幹部には部下の生殺与奪権を与える」とあり、社員をタイプに分け「会社と社長の思想は受け入れないが仕事の能力はある。今、すぐ辞めてください」とも。

   安住「うーん、会社の規定で生殺与奪という厳しい言葉は珍しい。企業風土が見えてきます」

   さらに、規定は「世の中で一番悲しいことは、嘘をつくことです」「決められた方針を守り、指示されたことは考えないで実行する」とうたう。元社員は「これが必要だと、毎朝朝礼で使う感じでした」という。

   恋愛関係の規定もあった。「車内不倫を見つけたら、公表、異動、減給、降格する」「社内恋愛は二度目まで。三度目は転職を勧告する」

   国交省は26日にもビッグモーターから聞き取りを行い、法律違反があれば立ち入り調査も検討する。

   ビッグモーター問題は「THE TIME,」ニュース関心度ランキングの1位、視聴者アンケート(複数回答)で59%だった。

(あっちゃん)

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