木曜劇場「この素晴らしき世界」（フジテレビ系）は、スーパーのパート店員で夫婦の間も冷え切っている主婦の浜岡妙子が、大女優の若菜絹代としてなりすまし生活を送るというストーリーだ。主演は若村麻由美が一人二役で務める。
若菜は5年前に暴力団の男と不倫していたことが週刊誌に報じられ、釈明もせず、仕事もほっぽり出してアメリカに逃げてしまった。弱り切ったマネージャーの西條隼人（時任勇気）がたまたま見つけたのが、若菜にそっくりの妙子だった。そして、若菜の振りをして謝罪会見をしてくれと言う。最初は断ったが、大女優に似ていると言われれば、妙子もまんざらでもない。さらに、成功報酬の300万円を目の前に積まれて引き受けることにした。
ジムに通ってシェープアップし、ヘアメークで若菜になりきって、若菜の夫の水田夏雄（沢村一樹）と会見に臨んだ。妻への思いを語って泣き出した水田につられて妙子も涙を流し、「ごめんなさい」としおれると好感度アップ、会見は大成功だった。 これで終わりのはずだったが、若菜がアメリカで倒れて意識不明となり、しばらく成りすまして活動することになってしまう。するとＣＭや新作ドラマなど出演依頼が殺到。若菜の事務所もこのまま成りすましでいこうと考え始めるのだった。
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大好評です
鈴木京香の体調不良で急きょ代演
「この素晴らしき世界」は鈴木京香が主演の予定だったが、体調不良で降板していた。急きょ主演に決まった若村の演技に、ツイッターなどでは「若村さん最初からこの役が決まってたかのような演技でさすがでした」「主婦との演じ分けやコメディエンヌっぷりも良かった」と大評判である。
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