鳥取砂丘で異変が起きている。「青々とした草原化が拡大しています」と、21日(2023年7月)の『めざまし8』で西岡孝洋アナウンサーが伝えた。美しく起伏する砂の景観を求めて年間100万人の観光客が訪れるが、「砂だけかと思ったら、驚きました」と男性客はいう。一部に雑草が広がり、「まるでゴルフ場のグリーンみたい」になっているからだ。
実は、長年の問題だという。1961年に、砂が舞うのを防ごうと近くに保安林を植えたところ、雑草が生えだし、91年には砂丘全体の42%が草原化。どうやら保安林についていた外来種の種が風で飛んできたとみられる。国立公園なので除草剤はまけない。
草むしりボランティア
現況をドローンで確認すると、「砂丘全体の20%ぐらいかの印象ですね」(砂丘レンジャーの玉野俊雅さん)。ボランティアが2004年から人力で引き抜き、多い年は8000人が協力したが、最近は新型コロナで減り気味という。
司会の谷原章介「人が抜き続けるしかないかあ」
唐木明子(企業コンサルタント)「初めて知りました。驚きました。住みやすくするための保安林と観光資源の......。これ、複雑ですね」
谷原「家族でイベントみたいに抜くのもいいかもしれません。きれいな砂丘を残していただきたいですね」
(あっちゃん)