共済金詐取の母親「食うなよ。寝とけ」と入院の娘に鬼メッセージ!『ZIP!』詳報

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   娘に食事を与えず入院させ、入院給付金をだまし取ったとして逮捕された大阪・大東市のパート従業員の母親(34)は、不正に受け取った金は交際相手との外食やエステなどに使っていたという。きょう20日(2023年7月)の『ZIP!』が詳しく報じた。

   母親はことし1月、当時8歳だった娘に食事を与えず、嘔吐や脱水などを引き起こすケトン性低血糖症という病気で6日間入院させ、入院保障として共済団体から共済金6万円をだまし取った疑いがもたれている。娘は同じような症状で5年前から40回以上入院を繰り返しており、だましとった共済金は計約570万円にのぼるとみられている。

   娘の入院中、母親は交際相手の男性と食事に出かけていたといい、不正に受け取った金はこのほか、エステや美容関係にも使っていたとみられている。

  • 入院中も「食べるな」
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児相には去年から匿名通報

   母親は入院中の娘に対し、「泣くなって。うっとうしいから警察に言うで」「食うなよ。寝とけ」などと電話していた。娘は泣きながら携帯電話のスピーカーをオンにしており、このやりとりに看護師が気付いて事件の発覚につながった。

   また、母親はこんなショートメッセージも送っていた。「しんどくてたべれないって、ちゃんとゆいや」「けいさつにゆっとくわ。うそつきやからもうそだてれませんって」

   娘は警察などに対し、「しんどくない時も、急にママからピンク色の変な薬を飲まされる。気持ち悪くなってゲー(嘔吐)する」などと説明。母親は入院を長引かそうとして、入院中の娘に下剤を飲ませた疑いなどでも逮捕・起訴されている。

   大東市の家庭児童相談室には昨年10月、虐待を疑う匿名の通報が2度寄せられていた。市が小学校に問い合わせたところ、「(娘には)難病指定を伴う持病がある」と説明を受けたという。母親や娘にも聞き取りを行い、「見守りが必要なケース」に登録したものの、その後は新たな対応はとられなかった。

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