大谷、現地ファン78%が「トレードすべし」 球団が「ない」と再三否定する理由とは(ZIP!)

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   大谷翔平選手(29)は17日(日本時間、2023年7月))のアストロズ戦9回裏の第5打席で2試合連続となる34号ホームランを放ち、昨季の自らの本塁打記録を早くも達成した。しかしチームは敗戦。いったんは消えたと言われた「トレード」の可能性が再浮上した?と、きょう18日の「ZIP!」「?よミトく!」が伝えた。

  • 大谷翔平選手
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MLBアナリスト「トレードは10%あるかないかの確率」

   水ト麻美アナは、「現地の中継で、大谷選手のトレードの可能性について特集されるほど、大谷選手の今後の去就に、注目が集まっています」。

   アンケートは、43250票。このうち「TRADE HIM」(トレードすべし)が78%、「DON'T TRADE HIM」(すべきでない)が22%だった。

   なぜ、この時期にトレードの可能性が再浮上しているのか?

   8月2日(日本時間)が期限となる「トレード」は球団主導で、「球団間の合意の上で選手を交換譲渡する」。これに対し、今季終了後に動く「FA(フリーエージェント)」は選手主導で、「選手が希望の球団と自由に契約できる」。

   MLBアナリストのAKI猪瀬さんは、「(大谷選手が)FA権を行使して、他球団と契約した場合、エンゼルスには実質、なんのリターンもなく、大谷というスーパースターがチームを去っていくことになる」「それよりも、トレードなら、大谷選手クラスになると、将来のスーパースター候補の卵といわれるような若手選手を、最低でも4人くらいは獲得することができる」。

   水ト「通常はスター選手一人と、有望株+育成次第の計2人が交換される場合が多いのですが、大谷選手の場合は、有望株4人を獲得できる可能性があるのです」。「エンゼルスとしては、将来的にかなりの戦力アップが期待されるということです」。

   現在エンゼルスは、ア・リーグのプレーオフ進出争いで、「進出ラインの3位以内」に遠い「7位」だ。「現地では、大谷選手の力を借りて、プレーオフ進出を目指したいヤンキースやレッドソックス(いずれも4位)とのトレードを予想する向きもある。

   猪熊さんは、トレードの可能性について「10%あるかないかの確率」。「モレノオーナーやミナシアンGMが『トレードはない』と再三発表している」。その理由として、日本や世界のマーケットを目指している企業が、スタジアムに大量の広告を出している。実力ばかりでなく大谷がエンゼルスにいるのは相当なインパクト」

   一方でネット上では、「トレードの可能性は4割くらい」「17日(日本時間18日)のヤンキースとの3連戦中にヤンキースへの電撃移籍もある」などの予測も飛び交っている。

(栄)

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