14日（2023年7月）の「モーニングショー」は、JR中央本線の特急かいじ20号が警察官の待ち構えるホームに入ってくる映像から始まった。司会の羽鳥慎一が「東京のJR立川駅で強盗事件の容疑者が確保される瞬間の映像です。山梨県甲府市の貴金属店に押し入り、ロレックスなどの高級腕時計を奪ったとして、きのう（13日）、男4人が逮捕されました。1人は『闇バイトに応募した』と供述しているということです」と伝えた。
男3人が店に押し入ったのは13日午前11時過ぎ。店長にナイフを突きつけ、「殺すぞ」などと脅し、バールでショーケースを叩き割ると高級腕時計24点（およそ2300円相当）を奪って逃走した。
その後、警察は逃走車両の運転役と見られる42歳の男を甲府市内で緊急逮捕。この男の話から、実行役3人はJR石和温泉駅から電車で逃走を図るとみて警戒していたという。犯行から1時間40分後というスピード逮捕となった。
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かいじで逃走
「闇バイト」実行犯はすぐ捕まる
羽鳥「実行役は確実に、しかも短時間で逮捕されるという。実行役にはリスクしかないんだっていうことですね」
廣津留すみれ（バイオリニスト）「過去の例を見ても、実行役はすぐ捕まっているのに、なぜ手を出してしまうのだろう。身分証明書とか掴まれて、もう戻れないところまできてしまったのか。応募の時点でどれくらい危険を把握していたかは分かりませんが、お金に目がくらんでこういうものにネットで手を出すのはやめた方がいい」
玉川徹（テレビ朝日報道局員）「リスクが高いことは分かっていて、やるケースもあり得えますよね。守るべきもの、失うものが何もないという人たちは、やっちゃうんだと思う。それは防ぎようがない」
さらに、「モーニングショー」は2月に北海道・札幌市内の貴金属店から高級腕時計およそ1700万円相当を盗んだとして、指示役と見られる17歳の女子高校生ら2人が逮捕されたと報じる。
玉川「主体側は『捕まっても成人に比べて罪が軽い』ということを言っているのかもしれない。未成年を誘いこんで犯罪に駆り立てて使い捨てにするってなおさら悪質ですよ」
（ピノコ）