ryuchellさんへの誹謗中傷に玉川徹「暗澹たる気持ち。いつまでこんなことが...」

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   けさ13日(2023年7月の「モーニングショー」は、司会の羽鳥慎一が冒頭で「タレントのryuchellさんが昨日12日、東京都内の所属事務所で意識不明となっているのが見つかり、その後死亡が確認されました。自殺とみられています」と伝えた。

   ryuchellさんは2016年にpeco&ryuchellとして活動を共にしていたpecoさんと結婚。18年に第一子が誕生したが、去年8月「本当の自分と、本当の自分を隠すryuchell の間に少しずつ溝ができてしまいました。これまで多様な生き方を呼び掛けてきた僕なのに、夫であることは正真正銘の男でないといけないと、自分で自分を縛り付けてしまい、夫であることにはつらさを感じてしまうようになっていた」と話し、婚姻関係を解消。Pecoさんとは新しい家族の形としてともに生活していた。

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優しさで社会を変えていこうというロールモデル

   「モーニングショー」は「サンケイスポーツ」の記事を紹介する形でryuchellさんの死の背景を考えた。記事によると、7月11日に放送されたラジオ番組に出演。収録があった6月26日には変わった様子はなかったという。番組では「私を変えたあの人」というテーマで「去年かな、芸能活動を続けられるかなってくらいのめちゃくちゃしんどいことがあって、ある人から"泣いていいよ"って言われた。初めて弱い自分を見せていいんだって、すごい考え方が変わった」と語っていたという。さらに、ryuchellさんは「落ち込んでいる人がいたら"泣いていいよ"って寄り添ってあげて」と呼びかけていたと書かれている。

   仕事で一緒だったこともあるという石山アンジュ(「パブリックミーツイノベーション」代表)は「社会問題について議論する場でも、絶対に相手を責めない、対立を生まない姿勢を大切にして、愛を持とうというメッセージを伝えていました。社会は賛成とか反対とかわかりやすいものではなく、複雑で繊細なものだということを体現していました。優しさで社会を変えていこうというロールモデルを失った悔しさと残念さを感じます」と声を詰まらせた。

   テレビ朝日報道局の玉川徹「ひどい誹謗中傷もあったという報道がありました。もしそういうふうなことがあったのだとしたら、またこんなことが起きてしまったのかと。いったいいつになればこの社会は、こういうふうな方々を匿名という名のもとに追い込むことを続けるのかと、暗澹たる気持ちになりました。このままでいいはずがない」

(バルバス)

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