アイドルグループの「モーニング娘。」や「AKB48」らの振り付けやダンス指導にあたり、「カリスマ振付師」と呼ばれた夏まゆみさんが、がんのため亡くなった。61歳だった。きょう7日(2023年7月)の『ZIP!』は、過去の映像も織り交ぜ詳しく報じた。
夏さんは、ニューヨークのアプロシアターにも出演経験があるダンサーだったが、その後に振り付けに力を入れるようになった。代表作は1999年の「モーニング娘。」のヒット曲「LOVEマシーン」や2006年の「AKB48」の「会いたかった」など。当時、情報番組で「生活がダンスなので、買い物していても、普通に歩いていても、動物園に行っても振り付けのことを考えている」と話していた。
ダンスを指導したアイドルらは300組以上にのぼる。1998年の長野オリンピック閉会式では「WAになっておどろう」を会場中が躍るパフォーマンスも手がけた。
つんく♂「作品を一緒に作れたこと、誇りに思っています」
夏さんとともにモーニング娘。を育てたプロデューサーのつんく♂は自身のSNSで、「とても驚き、寂しく、残念に感じています。たくさんの作品を一緒に作れたこと、心より誇りに思っています。僕が急に振り付けを変えたいと言い出しても、どんな時も冷静に対処いただきました」と追悼している。
ダンス未経験のメンバーがほとんどだったAKB48には、一から教えたという。元メンバーの髙橋みなみも自身のSNSに「右も左もわからない私達AKB48一期生に、アイドルとは何か、ステージに立つとはどうゆう事なのか、その一つ一つを教えてくださったのは夏先生でした」と書いた。
石川みなみアナウンサー「すでに葬儀を終え、8月下旬にお別れの会を行うということです」
キャンディ