宮城・軽トラ侵入で問題提起!学校通用門は開放か施錠か?カズレーザー「開け放しは性善説」

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   宮城県栗原市の小学校にきのう6日(2023年7月)、軽トラックが侵入して児童4人をはねた事件を、7日の『めざまし8』が取り上げた。警察は運転していた職業不詳の男(34)を殺人未遂の現行犯で逮捕したが、学校の防犯対策が改めて問われそうだ。

   司会の谷原章介は「これまでも、小学校内に不審者が侵入する事件はありましたが、車で故意にはねる事件はありましたすか」と、犯罪アドバイザーの京師美佳さんに聞く。「登下校時に狙い、ひいた事件はありました」が、校庭まで入った事例はあげなかった。

   もう一つの驚きは殺人未遂容疑の適用で、谷原は「ゆったりしたスピードでひいた。ケガの状態(軽傷)と罪の重さのバランスがわからない」と、殺意はあったのかと戸惑っている。埼玉県警元刑事の佐々木成三さんは「警察は積極的に事件化をしている」ととらえ、危険行為のうえに、現場の状況、侵入の経緯、トラックの中に何が積んであったかなどから判断したのだろうと推察した。容疑者は「はねたことは間違いない」と供述しているが、「殺人未遂を立証するためには総合的な現場検証が必要だ」(佐々木さん)という。

  • 保護者の理解
    保護者の理解
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事件当時、門は開いていた

   けさ、現場の小学校前には田中良幸リポーターがいた。「事件当時は通用門は開き、警備員もいなかったということです。保護者に聞くと、普段は土日でも開いた状態だったといいます」と報告した。

   西岡孝洋アナウンサー「私はいなかの学校でしたけど、門は閉まっているのがむしろ珍しかった」

   京師さんは「公立では地域の溶け込むために、開けたままの学校が多いです。予算の都合もある。いつ狙われてもおかしくない状況にあります」と指摘した。

   唐木明子(企業コンサルタント)「子どもたちの安全の話だから、おカネをかけるところはかけなければ」

   カズレーザー(タレント)「開け放しは性善説にのっとったルールで、施錠もありと思いますが、そこから生じる不便を保護者側が受け入れるなら問題ないですよ。人員をこれ以上増やすのは基本的に無理」

   佐々木さんは「要塞みたいな学校をつくればいいのか、バランスをとった警備態勢が必要です」

(あっちゃん)

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