「何があったのか、事件の詳細が次第に明らかになってきました」と、きょう5日(2023年7月)の『ZIP!』で司会の水卜麻美アナウンサーが伝えたのは、札幌・すすきののホテルで頭部のない男性の遺体が見つかった事件の続報だ。きのう4日、被害者の身元が判明したほか、事件現場のホテルのフロントに「先に出る」と女性とみられる声で電話があったこともわかった。
今月2日、すすきののホテルで遺体で見つかった男性は、北海道・恵庭市の会社員(62)と判明した。3日夜に被害者の妻から警察に行方不明者届が出され、指紋や身体的特徴などから特定された。
女性っぽい服の人物が「ひとりで先に出る」
捜査関係者によると、男性は今月1日午後10時半ごろ、黒い大型のスーツケースを持つ人物と待ち合わせて2人でホテルに入った。約3時間半後の2日午前2時ごろ、部屋からフロントに女性とみられる声で「1人で先に出る」という趣旨の電話があったという。
この直後に、大きくて黒いスーツケースを持ち、リュックを背負った人物がホテルから出た。小柄な体格で、つばの大きな帽子をかぶり、女性とみられる服装だったという。男性の頭部や服、所持品はすべて持ち去られていた。
山﨑誠アナウンサー「警察は、殺人・死体遺棄事件として捜査しています」
キャンディ