3日(2023年7月)の「めざまし8」が取り上げたのは、病院や福祉施設で相次ぐ「食中毒」。この時期、特に注意したいのが作ってから食べるまでに時間が空く「お弁当」ということで、管理栄養士の柴田真希さんが注意点を解説、アドバイスをした。
番組は、レジャー中の家族のお弁当を撮影した写真を紹介。唐揚げ、ほうれん草とコーンのバター炒め、卵焼き、プチトマト、冷凍ポテトという中身だが、注意すべき食材は?
唐揚げ、冷凍食品の自然解凍はお弁当向き
答えは「卵焼き」。卵は傷みやすいので、しっかり火を通すことが必要だという。
倉田大誠アナはここで、長谷川ミラ(モデル)に質問。「ほかにも気を付けて欲しいものがあるのですが、どれだと思いますか?」 長谷川は「ぜんっぜん分からない」と迷った末、「意外とプチトマト」と回答した。
正解だった。倉田アナは「番組的はひっかけのつもりだったのですが...。ポイントはトマトのヘタ。菌が付着しやすいので、ヘタは取って、しっかり洗って水気を取ってから入れてくださいということです」と解説した。
汁気が多い「ほうれん草とコーンのバター炒め」も注意が必要だそう。しっかり火が通っていて、汁気が少ない「唐揚げ」はお弁当向き。さらに、自然解凍の冷凍食品は保冷材代わりにもなるので便利だということだ。
MCの谷原章介「やっぱりね。だからお弁当って茶色くなっちゃうんですよね」
柴田さん「そうですね。お弁当は食べるまでの保存状態がすごく大切になるので、クーラーの効いている部屋ではない場合、保冷材をしっかり入れるのも大事です」
スーパーでの買い物時、カゴに入れる順番も大事だということで、倉田アナは今度は橋下徹(弁護士)に質問。「大体、入り口の近くに生鮮食品などがあると思いますが、どういうルートで周りますか?」
橋下「今の話だと生鮮食品は先に買っちゃダメなんじゃないの? 腐っていくから。生鮮食品は後から?」
倉田アナ「そういう頭のいい回答は欲しくなかった。間違って欲しかった」
日用品や調味料、お菓子、米やパンなどを先にカゴに入れ、肉や魚、野菜、乳製品や卵は後に回した方がよいということ。また、タイムセールのものは調理後時間が経っていることが多いので、買ったらすぐ食べた方が良いという。
(ピノコ)