「ヤギと大悟」(テレビ朝日系)は、お笑いコンビ「千鳥」の大悟がヤギのポポを連れて街歩き。雑草に困っている家をアポなしで訪ねて、ポポに雑草を食べさせる。主役はあくまでもポポで、満腹になったらロケは終了となるヤギファーストの番組だ。
2021年12月に第1弾を放送、3回の特番を経て、今年4月(2023年)にレギュラー化された。犬を連れた旅番組や散歩番組は数多くあるが、人間とヤギがコンビを組むのは初めてのパターンで、ポポが雑草をむしゃむしゃと食べる姿を見ているだけで癒され、大悟とポポの仲良しぶりも必見。
ところが、6月になってちょっとした異変が。16日放送で、特別ゲストとして3月に産まれたばかりの子ヤギが登場。大悟が「モロコシ」と名付け、超絶可愛くてみんながチヤホヤするものだから、すっかりポポがおへそを曲げてしまった。
23日放送回では、ポポが雑草を食べることを拒否するという事態に!ゲストの板垣李光人に、ポポがご機嫌ななめな理由を、言いつけるように話す大悟が可笑しい。「可愛い可愛い言うとポポが機嫌悪くなる」。そんな目でみると、たしかにポポが拗ねているように見えてくる。
ロケ中もビール飲んだりタバコ吸ったりとマイペースだったのに...
この日の舞台は静岡県富士宮市。大悟と板垣は名物「富士宮焼きそば」を食べに行く。そこで、当たり前のように焼きそばとビールを注文する大悟。「焼きそば食べる時に、焼きそばに失礼なのよ、ビールないと」と酒飲みの言い分も笑える。大悟は散歩の途中でも、「煙草1本吸ってもええ?」ととにかく自由。ヤギも人間ものびのびしているのがこの番組の最大の魅力だろう。
実は人見知りだという板垣だったが、なにわ男子の道枝駿佑が現れると、満面の笑みで飛びつく。道枝は「数少ない友達」のひとりで、ふたりでディズニーランドに行くほど仲が良いとか。そんな板垣の変わりっぷりを見て、「モロコシが来たときのポポの気持ちがわかった」と大悟がボソッと呟いた。
続きは、30日夜6時55分からの1時間拡大放送で。板垣と道枝のイチャイチャぶりも見ものです。あくまでも主役は「ポポ」ですが。
(毎週金曜よる7時25分)
子守熊