京都市の花園教会水族館で魚が大量死したと、30日(2023年6月)の「THE TIME,」が伝えた。水族館は12年前から寄付で運営され、入場料金などは無料。地域の子供たちの人気だが、篠澤俊一郎館長は「1~2週間前からバタバタと魚が死んでいく現象が起き始めた」と話す。
水槽に捨てられていたたばこの吸い殻
原因は水槽に捨てられたたばこの吸殻だった。ニコチンによって水質が変化し、大量死につながったとみられる。
篠澤館長は「怒りというよりは、ちょっと落ち込んでしまったというのが正直なところです。(魚が)死んでるところを(子供たちに)見せてしまうというのがいちばん僕としては残念というかすごく悲しい」と語る。
今後は屋外での展示を中止するという。
(TT)