ふるさと納税返礼品「体験型」が増加 2万円でシュノーケリング...水卜麻美「地域の活性化につながる」

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   ふるさと納税の返礼品といえば肉や果物といった食料品が思い浮かぶが、最近は「体験型」の返礼品が増えているそうだ。きょう29日(2023年6月)の『ZIP!』で、司会の水卜麻美アナウンサーが「?よミトく!」のコーナーで紹介した。

  • シュノーケリング体験が返礼品、沖縄・恩納村の公式サイト
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イルカのトレーナー体験、メッセージ花火...

   ふるさと納税を扱う大手サイトの「ふるさとチョイス」によると、体験型返礼品の寄付件数は、2年前の同時期に比べて約1.6倍に増えているという。

   水卜アナ「理由としては、新型コロナの行動制限が緩和されて旅行の需要が戻っていていることがあるそうです」

   沖縄・恩納村の返礼品は、人気の観光スポット「青の洞窟」でのシュノーケリング(ボート)2人分で、寄付額は2万円。群馬・東吾妻町は、夏の新緑やダムの放流を眺めながら線路を進む「自転車型トロッコ『アガッタン』の優待券1枚」で、1万4000円の寄付で最大4人まで乗れるという。また、高知・室戸市は「イルカトレーナー体験」で、寄付額8000円で20分間、イルカに触れたりエサをやったりできるほか、自分のサインでイルカがパフォーマンスを行うという。

   夏といえば花火だが、神奈川・小田原市や兵庫・三田市は、メッセージを読み上げた後に花火を打ち上げる「メッセージ花火」をことしから出品している。小田原市の「小田原酒匂川花火大会」は50文字程度で寄付額は10万円。三田市の「三田まつり」は30文字以内で寄付額10万円という。

   水卜アナ「こうした体験型の返礼品は、寄付をした人が直接その自治体を訪れることになるので、地域経済の活性化が期待でき、自治体側のメリットも大きいといいます」

   木曜パーソナリティ―の鈴木福(俳優)「いいですね。旅行にプラスしてこういうものをもらえると、そこへ行く意味も生まれるし、より親近感が得られそうです」

(キャンディ)

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