猛威ふるうゲリラ豪雨、谷原章介の「もう梅雨明けか?」の質問に天達予報士の答え

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   ゲリラ豪雨がきのう28日(2023年6月)、各地で荒れた。きょうも全国的に不安定な天気、一部では大雨の可能性もある。きょう29日の「めざまし8」で、「もう梅雨じゃないですよね」と司会の谷原章介が思わず感想をもらすほどだった。

  • 天気急変に注意が必要
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広い範囲で不安定な天気が続く

   きのう午後の埼玉県本庄市。それまで風もほとんどない晴れ間が広がっていた空から突然モーレツな雨。JRの駅では、女性が「びっくり、こんなに降るとは。傘? 持ってきてない」と雨宿り。熊谷市や羽生市、栃木県日光市ではヒョウが降り、埼玉や栃木県の1万5000戸が停電した。

   岐阜県や熊本県からの映像では路面冠水、富山県立山町の川火は濁流に太い木の幹が流れていた。富山県と山形県には記録的短時間大雨情報が今年初めて発表された。

   気象予報士の天達武史は、このお天気急変を「周辺で積乱雲が発達、雨と空気を一緒に地面に引きずり降ろしました。たしかに降り方は熱帯の雨季のような真夏のゲリラ豪雨ですね」と話した。きのうの天気図は、梅雨前線がなく、南からの空気が流れ込んだという。

   もう梅雨明けかと谷原に問われて、天達予報士は「それ、あの、まだです」。きょうもゲリラ豪雨の可能性があり、あす以降は前線が戻ることから、まとまった雨の予報を立てた。南からの湿気も消えず、広い範囲で天気の不安定な状態がつづく可能性があるそうだ。関東も晴れ間は出るが、ゲリラ豪雨もありえる。

   谷原「僕たちの防災意識をちょっと変えるべきかもしれませんね」

(あっちゃん)

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