「殺人も視野」猿之助取り調べ―「めざまし8」で若狭勝弁護士「父親は薬飲むことできたのか」

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   母親に対する自殺ほう助の疑いで逮捕された歌舞伎俳優の市川猿之助容疑者は、家族会議を開き「みんなでサヨナラすることにした」と取り調べで話していることがわかった。28日(2023年6月)の『めざまし8』が伝えた。

   猿之助容疑者は「死んで生まれ変わろうと家族で話し合った」「楽に死なせてあげるためにビニール袋を両親にかぶせた」「その後、袋と薬はゴミとして捨てた」とも供述しているという。

   父親の市川段四郎さん(76)は寝たきりに近いか、もしくは外出できない状態だったという。自ら命を絶つことができたのかわかかっていない。警視庁は睡眠導入剤が検出された母、延子さん(75)に対する容疑をひとまず固めながら、取り調べを進める方針のようだ。

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元刑事・佐々木成三さん「警察もすべてしゃべっているとは思っていない」

   司会の谷原章介「容疑を認めていると伝わってきましたが」

   埼玉県警の元刑事・佐々木成三さんは「積極的に供述してはいるが、すべてをしゃべっているとは、警察も思っていません」と推察。若狭勝弁護士は「父親に対しては、(警察は)殺人も視野に入れているでしょう。取り調べの攻防戦により、段四郎さんに対する犯罪容疑が決められていく」と解説した。段四郎さんが「自殺したい」と発言できる状態だったかどうか、薬を自分から飲むことができたのか、動きや意思疎通の程度により、自殺ほう助か殺人かの評価が分かれるという。

   遺書も、捨てたというビニール袋もまだ発見されていない。

(あっちゃん)

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