【らんまん 第13週の見どころ】うわあ、綾と竹雄が口づけ!万太郎と寿恵子も祝言...タキは見届けるように旅立った

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   万太郎(神木隆之介)が発見した植物が新種と認められ、名字の「makino」が入った学名が付けられたことを知った祖母のタキ(松坂慶子)は、万太郎が早く東京に戻れるように祝言を急がせる。

   タキはなじみの呉服屋・仙石屋を呼び、寿恵子(浜辺美波)の花嫁衣裳を注文するが、その時に仙石屋の庭に咲くヤマザクラが病気にかかっていることを知る。それはタキのお気に入りの古木だった。気を落とすタキを元気づけようと、万太郎はヤマザクラの病気を治すための研究を始める。

   姉の綾(佐久間由衣)は蔵元の組合づくりを計画。竹雄(志尊淳)を連れて、1軒1軒蔵元を訪れるが、どこからも賛同を得られない。それどころか、女であるがゆえにバカにされ、打ちのめされる。帰りに立ち寄った神社で、「私が呪いなんじゃ」と弱音を吐く綾に、竹雄は優しい言葉をかけ励ます。そこで2人は口づけを交わす。

  • 寿恵子が新しい助手
    寿恵子が新しい助手
  • 寿恵子が新しい助手

「楽しみじゃのう。いつかこの桜が咲き誇るがか」

   研究に夢中で、寿恵子ともギクシャクする万太郎に、竹雄は寿恵子を連れて「横倉山で植物採集をしよう」と提案する。竹雄はそこで、助手の役目を引き継ぐ寿恵子に植物採集や標本づくりのやり方を教える。万太郎は寿恵子と竹雄が口にした言葉をヒントに、ヤマザクラの病気について東京に手紙を出す。

   そして、綾と竹雄の結婚が決まる。「東京には戻らない」と告げる竹雄に、万太郎は感謝の気持ちを伝えるのだった。東京から、寿恵子の母・まつ(牧瀬里穂)、仲人の大畑義平(奥田瑛二)とイチ(鶴田真由)夫妻がやってくる。そして、いよいよ万太郎と寿恵子の祝言の日。万太郎は、集まった人々を前に、「槙野家の一切を綾と竹雄に譲る」と宣言。猛反対する分家衆にタキはこれまでの態度を詫び、「これからは本家と分家が助け合いながら商いに励んでいってほしい」と頭を下げる。

   数日後、万太郎はタキを連れて仙石屋のヤマザクラを見に行く。万太郎は木の病気を治すことはできなかったが、若い枝を折って挿し木にすることで、命をつなごうとしていたのだ。「楽しみじゃのう。いつか、この桜が咲く誇るがか」とタキはつぶやき、数日後、みんなに見守られる中、旅立っていった。

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