「あなして」最終回 エエッそんなのあり!?SNS騒然―みちと陽一がよりを戻すって「誰も望まなかった結末」

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   木曜劇場「あなたがしてくれなくても」(フジテレビ系)最終回が6月22日(2023年)に放送され、みち(奈緒)と陽一(永山瑛太)の結末に、ネットではモヤモヤするという声が多かった。

   離婚からしばらく経ち、営業として社内や客先を走り回る日々を送っていたみちは、陽一が独立のために店長を務めているカフェを辞めるという話を新名誠(岩田剛典)から聞く。初めて誠と陽一が接触していたことを知ったみちは、陽一の店を訪れ、誠との関係について初めて謝罪した。

   カフェで缶ビールを飲んだ2人は酔っ払い、揃って陽一の家に帰る。2人は陽一がゲームをやめてからハマっているという影絵を楽しみ、笑い合った流れでキスをしそうに......。

   楓(田中みな実)の雑誌の撮影現場を通りがかったみちは、流れで楓に連れられ陽一のカフェへ。店には誠が「殴り込み」「ちゃんと決着をつけたい」として先に来ていた。

   誠はみちに「俺はまだあなたのことが忘れられない。みちさんの心に空いた穴は俺に埋められますか? ずっと俺には埋められなかった。負け惜しみかもしれないけど、幸せになって」と伝える。陽一は何も言えず、みちと誠と楓の3人は店を出たが、みちは「忘れ物をしたと」と陽一の店に戻る。

   店内では、つまずいたみちを陽一が抱きとめ、そのはずみで「みち好きだよ」と告げる。みちは呆然としたのち、「口が滑ったな」と笑ってやり過ごした。

  • みちはそれでいいの?(C)フジテレビ
    みちはそれでいいの?(C)フジテレビ
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おんぶごっこして転んだはずみにキス

   場面は変わり、買い物帰りに坂道を歩くみちが映される。陽一が走って追いかけてきて、2人はじゃんけんで荷物持ちやおんぶを交代して仲睦まじそうに歩いていた。

   みちをおんぶした陽一が転び、そのはずみで2人はキスをする。そして、2人は手をつないで歩いていったところでドラマは終わった。

   誠と楓の離婚のきっかけとなったみちが、結局、陽一とよりを戻すらしいというストーリー展開に、ツイッターなどでは「よくわかんなかった。最後のシーン、結局みちと陽一はよりを戻したの? 妄想でなくて? みちは1人で生きてくって言ってたのに」「陽一とみち(だけ)が元サヤに収まるのって、最も誰も望まなかった結末だよな...新名夫婦も2組とも元サヤに収まるならいざ知らず」「元の関係に戻ったけど、子どもはいらないという陽一と子どもがほしいみちの溝は埋まったんだろうか。そこって夫婦間で重要な価値観だと思うんだけど」と、納得できないという声が多くみられた。

   なお、6月30日には、特別編として「最終話で描かれなかった空白の数か月」が放送される。

(TT)

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