岡山県内6カ所で不審なダンボール箱が見つかった事件で、威力業務妨害容疑で逮捕された無職の女(21)が「闇バイトで指示されてやった」と供述した。「新たな展開です」と、23日(2023年6月)の『めざまし8』で西岡孝洋アナウンサーが伝えた。
不審なダンボールが置かれたのは、岡山県庁や市役所、大学キャンパスなどで、ベンチやホールにあった箱の上には金銭を要求するメッセージが貼られていた。県庁には爆破予告のメールも届き、一時は騒然とした。
逮捕された女は19日にJR岡山駅に箱を置いた疑い。警察の調べに、「借金があり、SNSで闇バイトに応募した。指示を受け、箱を置くだけのバイトだった」と話しているという。一連の不審ダンボール事件は、組織的な犯行の可能性が一気に浮上した。
警察の関心をそらしそのスキに......
犯罪ジャーナリストの多田文明さんは「考えておかなければいけないのは、詐欺グループの陽動作戦。警察の関心をそちらに向け、その間に振り込め詐欺のようなことをする可能性もあります」と指摘する。
総合解説の風間晋(フジテレビ解説委員)「闇バイトを指示する側が、より悪質化しているように見えます。やらされる側も変わらないと、ますますいいようにやられてしまいます」
司会の谷原章介「(こうした闇バイトは)人生ですごく大きなマイナス。罪の認識と重さに対するズレみたいなものを感じますね」
唐木明子(企業コンサルタント)「情報リテラシーというか、指示されるものの意味を考える力をやしなわないと危ないですよね」
(あっちゃん)