「狂暴化したカラスが人を襲っています」と、22日（2023年6月）のめざまし8で司会の谷原章介が切り出した。
西岡孝洋アナウンサー「都内の繁華街でカラスが突然、人を襲う瞬間をカメラがとらえました」
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カラスには注意が必要（写真はイメージ）
「子育ての時期、外敵が来たと襲ってくる」
東京台東区の繁華街。カーカーと鳴くカラスが高齢男性の後頭部めがけてとびかかり、何度もつついた。若い男性や女性にも飛びかかった。おとといのJR御徒町駅前では、区の依頼で駆けつけた駆除業者に対しても、40秒間のにらみ合いの後、業者が歩き出したところへ襲いかかった。
これまでにも「襲われ血を流した人もいた」「低空でヒューッと来てつついたり、髪をさわったり」で、警察が規制線を張って注意を呼びかける騒ぎもあった。
専門家によると「カラスは今、子育ての時期で、ひなのそばを通ると、親鳥は外敵が来たと思い襲ってくる」という。実際、御徒町のカラスも子カラスのいた自転車置き場に近いビルの屋上に親カラスがいて警戒していた。武蔵野市でも19日、襲撃をしたカラスの近くに子カラスがいた映像が撮られた。
対処法は「両手を垂直に、万歳する形で上げること」と東大の樋口広芳名誉教授。カラスは物に翼が触れるのを嫌がるため、すき間を通り抜けられないとよけていくそうだ。
（あっちゃん）