「今年は異常な夏 暑さどこまで?」のタイトルを21日(2023年6月)の『めざまし8』は掲げ、きのう発表された気象庁の3か月予報を中心に解説した。
気象予報士の天達武史は「今年はどうも暑さの質が変わる」と強調する。7月は梅雨明け早々に猛暑の可能性があるという。8月前半がどうやら暑さのピークで、9月の残暑も厳しいそうだ。そこに「何が変わるかというと、湿度が非常に高いことです。イメージとしてはジメジメ猛暑。熱中症の危険がより高まるのがポイント」と天達は指摘する。
今夏は各所で体温超えの暑さ
司会の谷原章介「本格的な暑さはもうきているんですか」
天達「まだこれからです。第1弾が来週やってきそうです」
東京の2週間の気温予想は、今週末に最高30度、来週29日から7月2日まで連続して30度を超える真夏日。それでもまだ梅雨で、「真夏のリハーサル」といった状態らしい。
今夏は地球温暖化に、世界的な異常気象をもたらす可能性のあるエルニーニョ現象が重なる。エルニーニョは日本に冷夏を呼ぶともされるが、世界ベースの気温が高いため、気温は下がらない可能性があるという。
インドで6月17日に最高気温44.7度を記録したが、日本も太平洋高気圧にチベット高気圧が張り出せば、場所により40度超えの可能性もあるそうだ。
小室瑛莉子アナウンサー「2層の高気圧が重なるってことですね?」
天達「上から暑い空気が降りてくる。ダブル高気圧で体温超えの暑さがしばらく続きます。今のうちにしっかり汗をかきやすい体をつくておくこと、軽い運動が大事だと思います」
谷原「水分補給もしっかりしてくださいね」
(あっちゃん)