観光客誘致のため、香港国際空港は日本人旅行者向けに3万8000枚以上の無料の往復航空券を配布するキャンペーンを発表した。きょう21日(2023年6月)の「ZIP!」が取り上げた。
通常なら大人1人往復料金約6万5000円かかるところ、航空運賃分が無料になるため、燃油サーチャージや空港利用料など約2万5000円の負担で済むという。
抽選または先着順で、来週26日から、香港を拠点とするキャセイパシフィック航空など3つの航空会社のサイトから申し込める。当選者にはホテルやレストラン、テーマパークなどで使える割引クーポンの追加特典もあるという。
1日1万円で香港満喫プランも
香港国際空港の太っ腹の背景には、新型コロナウイルスの影響で激減した観光客を呼び戻したいという狙いがある。2019年には年間約5500万人いた香港への渡航者は、2022年は100分の1の約60万人にとどまっている。
司会の水卜麻美アナウンサー「(航空・旅行アナリストの)鳥海(高太朗)さんによると、香港は欧米に比べて水際対策の緩和が遅かったため、観光客の戻りが鈍いということです。全世界で合わせて50万枚の無料航空券をプレゼントしていて、観光業界の回復を目指しています」
香港に2人で旅行して1人1日1万円で楽しめるプランもある。朝食は飲茶の名店で点心、午前中はパワースポットとしても有名な黄大仙で占いを体験、昼食は担々麺、夕方はビクトリア・ピークで100万ドルの夜景をたのしみ、夕食は北京ダックを堪能――と盛りだくさんだ。
水卜アナ「お腹いっぱい、胸もいっぱいというプランです」
キャンディ