海底3800メートルに沈んだ豪華客船タイタニック号の見学ツアーを行う潜水艇が行方不明だ。4日間生き延びるだけの酸素を搭載しているというが、きょうで3日目、残りの酸素は1日半分。1人3500万円のツアー代金にイギリスの大富豪が乗っていたこともあり、「世界のメディアが報じています」と、21日(2023年6月)の『めざまし8』で西岡孝洋アナウンサーが取り上げた。
111年前の事故で北大西洋の海底に眠るタイタニック号の見学は、カナダ・ニューファンドランド島を出航し7泊8日の予定だった。レーザーで位置を探知して潜水艇を潜らせる。その潜水開始から1時間45分後に連絡が途絶えた。
水中通信システムのトラブルか
アメリカとカナダの海軍や沿岸警備隊が上空と海上からレーダーやソナーも使い捜索しているが、イギリス人富豪の会社は『めざまし8』の電話取材に「新たな情報はまだない」と話した。
潜水艇にくわしい名古屋大学の道林克禎教授は、「考えられる可能性としては、水中通信システムにトラブルが起き、海上に浮上しているか、海底で遭難したか、どちらもある」という。
司会の谷原章介「何があってもおかしくない。ショートし火災が起きているとか、あらゆる可能性が考えられますね」
若狭勝(弁護士)「はっきり言って、(捜索は)むずかしい感じ。助かるなら奇跡だ」
(あっちゃん)