6月18日(2023年)放送の「だが、情熱はある」(日本テレビ系)第11話で、ラジオ番組「オードリーのオールナイトニッポン」で流された若林正恭のエピソードが再現され、それがあまりにもそっくりだったので話題となっている。
正恭(高橋海人)の父、徳義(光石研)が他界し、しばらくして正恭はラジオ番組で徳義との話やその葬式の話を披露した。「病院行ってから現場行ったり、現場と現場の間にお見舞いしたりなんかで、まあ1年ちょっとぐらい続いてたのかな。だから春日がテレビでボディービルパンツ一丁で寝っ転がって犬と戯れるっていうのを、親父と2人っきりで病院で見てたからね。親父と2人で無言で」など、闘病中のエピソードを笑いながら明かした後、葬式の話をし始めた。
「声、テンポ、言い回し、空気感さえまんま」
「母ちゃん(池津祥子)がプロデュースするという葬式で、朝、仕事終わって急いで会場に行ったらさ、普通、葬式って、まあ棺桶。親父が入ってる棺桶があって、真ん中に遺影が置いてあるじゃん。なんだけど、ど真ん中に親父のギターが置いてあって。ハハハハ。写真は右の端とかに置いてあんのよ。いや母ちゃん違う、写真真ん中、ギター端よって、ハハハハ!」
春日俊彰(戸塚純貴)は「ギターのお葬式みたいだもんね。ハハハハ!」「ギターさんがお亡くなりになって」と突っ込み、2人が声を上げて笑いながら話しているのを、母・知枝は1人の自宅で笑い泣きしながら聞いていた。
このエピソードは、2016年10月の「オードリーのオールナイトニッポン」で実際に語られた内容だったが、ツイッターなどでは「お父さんのお葬式の話、声だけだとほんとに若林さんが喋ってるみたいだった。高橋海人くん、すごすぎる」「ラジオから聴こえてくる声、テンポ、言い回しすべてがオードリーそのもの。モノマネじゃなくて、空気感さえおふた方のまんまで目頭が熱くなる」「本物のラジオ音源流してるのかと思う程にオードリーの声だ」と、高橋と戸塚による会話の再現に称賛の声が上がった。
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