銃乱射「自衛官候補生」予兆なかったのか?山口真由「採用の時に適性見極めて」

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   陸上自衛隊日野基本射撃場(岐阜市)で自衛官候補生(18)が自動小銃を乱射し、自衛官3人が死傷した事件で、きょう19日(2023年6月)午前7時半過ぎ、候補生の実家に自衛隊警務隊が家宅捜索に入った。警務隊は押収する物品から事件につながるものがないか調べるという。

   組織や人に対する恨みやいじめられたという供述はなく、依然として動機がはっきりしないのだが、「モーニングショー」で元陸将の山下裕貴さんが解説した。

  • 動機が分からない
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元陸将「入隊時に判断難しい」

   石原良純(タレント)は「家宅捜索に入るというのは、人間像を洗わなければいけないということ」と、そもそも自衛官としての適性があったのかに疑問を持つ。

   山口真由(弁護士)「前提として、(採用の)選抜過程で情緒の安定性などは問題とならないのでしょうか。周囲の人が『この人の情緒が不安定』と思ったら、上官に伝達する仕組みがなかったのでしょうか」

   山下さん「採用する場では試験を行い、医師が問診したり、簡単な適性検査をやります。この段階でまれにはねる場合がありますが、入隊してから内面が出てくる場合があるので、入隊時にそこまで判断するのは難しいものがあります」

   玉川徹(テレビ朝日報道局員)「なぜ候補生が犯罪をやったのか。一応叱られたということは言っているということですが、叱られたことと人を殺すことにはあまりにもギャップが大きい。なんとしても間を埋める捜査をしていただきたい」

   石原「候補生制度は適性を見極めるものなのか、それとも自衛官のイロハを教えるのか。どっちに重きをおいているんですか」

   山下さん「陸上自衛官としての基本動作を3か月間で習得させ、最低限の資質をつける訓練が主体です。ただ、自分が集団生活になじまないと思ったら、自分で辞めましょうとか、組織としても、なじまないねという人はその段階で見極めをします」

(みっちゃん)

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