中学校の理科実験中に異臭で気分が悪くなる騒ぎがあちこちで起きていると、16日(2023年6月)の「めざまし8」が取り上げた。東京・八王子の私立中学校できのう15日、2年生36人が硫化鉄に塩酸を加える実験中に、男女生徒8人が体調不良を訴え、病院に搬送された。軽症だったが、硫化水素を吸った可能性がある。
福岡県の中学校でも8日、同じように実験中に生徒16人が体調を崩した。秋田県では5月17日、愛知県では5月26日に中学校の実験中に同様の異臭騒ぎがあり、それぞれ13人と10人が体調不良を訴えた。専門家は「ごく少量の実験で危険性は低いが、臭いを嗅ごうと吸い込んだ可能性がある」と指摘する。
経験は大事だが、まず安全性確保
風間晋(フジテレビ解説委員)「ネットにはない、臭いをかいだり触ったりは、実験をやらないと分かりません。ただ、これだけ事例があるのは、共通する問題点があるにちがいない。そこにしっかり切り込んでほしいです」
唐木明子(企業コンサルタント)「扱いに気をつけた方がいいよ、危険だよというものに、安全な環境で触れていってほしい。それも教育。安全でないなら止めた方がいい。そこをきちんとして」
トラウデン直美(タレント・モデル)「危ないから気をつけてと言われる実験のほうが、わくわくしますよね。人を増やして、目を離さない状況を作ることが大事だと思います」
司会の谷原章介「自分で経験することが大切。なんとか事故に至らず、楽しい実験をしていただきたい」
(あっちゃん)