あと1か月ほどで夏休みが始まるが、東京都教育委員会は13日(2023年6月)、都立学校に対し「ChatGPT」などの生成AIに宿題をやらせないよう通知を出した。16日の「THE TIME,」で、江藤愛アナウンサーが「でも、実際にやってみると、あの定番の宿題がなんと10秒で終わりました」と伝えた。
記者の藤本大揮が「ChatGPT」で「学校の夏休みの宿題用に読書感想文を書いて」と入力すると、すぐに本を選んであっという間に文章を書き上げていった。「ものの数秒で本を選んでくれましたね。有名な作家さんの本です。早い早い。文章もすごいしっかりしてますね」(藤本)
江藤「読者感想文って最後まで残る宿題」
杉山真也アナウンサー「驚きでしたね。本を選んで、そして10秒ぐらいで感想文ができちゃう」
江藤「確かにね、読者感想文って最後まで残る宿題ではありましたけれども」
視聴者からは「読書感想文は苦手だったので、あとがきをコピペしてました。当時ChatGPTがあったら、絶対使ってたと思う」(40代女性)、「(使用NGは)当然のことだと思います。写したもので何の学びが得られるのでしょうか?」(10代男性)など、さまざまな意見が寄せられた。
東京都は今後、学校現場での生成AI活用のガイドラインを踏まえ、新たな通知を出すという。
(TT)