日曜よる10時のドラマ「何曜日に生まれたの」(ABCテレビ・テレビ朝日系)が、7月(2023年)にスタートする。脚本家の野島伸司によるオリジナル作品で、野島が地上波連続ドラマを担当するのは5年ぶり。「ラブストーリーか、ミステリーか、人間ドラマか、社会派か。先が読めない予測不能の衝撃作」になるという。
主人公の黒目すいを演じるのは、プライム帯の連続ドラマ初主演となる飯豊まりえだ。すいは「ある出来事をきっかけに、18歳から10年間引きこもり生活をおくっている20代無職の女性」という設定で、ボサボサ髪とスウェット姿、無表情で登場するという。
野島も「トリッキーな物語です」
「アルジャーノンに花束を」(TBS系、2015年4~6月放送)や、ウェブドラマ「パパ活」(2017年6月公開)と、野島脚本のドラマに出演経験のある飯豊は、「野島さんのドラマは、最後まで何が起こるかわからない。今回の台本を読ませていただいても、その印象は変わりませんでした。『この台詞の一言の意図は何だろう?』と頭を抱えながら読み進めていくと、『あの台詞の意味がここで回収されて、明かされるんだ』という発見がたくさんありました」と話している。
野島は「長く閉塞感のあったコロナ禍から、ようやくマスクが取れましたね。今回はそこを踏まえて、かなりトリッキーな物語ですが、鮮度の高い若いキャストで、前向きなメッセージを届けられたらと思います」と意気込んでいる。
野島のドラマは「高校教師」や「未成年」など、センセーショナルな社会派を思い浮かべるだろう。ツイッターなどでも「7月期の日10、野島伸司脚本で予測不能な衝撃の連続ドラマ...怖い...」「だ、大丈夫? 日曜なのに暗くなったりしない!? 火曜とか木曜とかな感じじゃない!?」「楽しみだけど、日曜の夜からあの重さだったら会社行けなくなりそう」と、楽しみ半分怖さ半分という反応が相次いでいる。
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