ゲスト解説の田崎史郎さん断言「6月解散なし。総選挙は10月」でも、レンタル選挙カーは予約いっぱい

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   司会の羽鳥慎一がけさ14日(2023年6月)の「モーニングショー」で、「岸田文雄総理が6月13日夜の会見で、これまで"今は考えていない"と繰り返していた衆議院の解散、総選挙について、『会期末にかけての情勢を見極めて判断する』と、早期の解散も視野に入れていることを明らかにしました」と伝えた。

   首相の会見を受けて、世耕弘成自民党参議院幹事長は「時間が迫っていて、これから候補者を公募して間に合うのか」と語った。立憲民主党の泉健太代表は「いよいよ選挙は近づいているのではないか。岸田総理が次々と財源を先送りしている。選挙が終われば国民の負担増ということも十分考えられる」と話した。

  • 衆院議員たちは戦々恐々
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岸田首相のはったり

   ゲスト解説の政治ジャーナリスト・田崎史郎氏は「僕はつくづく岸田さんも人が悪いなと思いました。周囲の人に取材をすると、岸田さんは今の時点で衆院を解散するつもりはないと言われる。にもかかわらず、解散権は自分が持っていると示すことで、サインを送っているんです。私はやらないとみています」と断言した。

   国民民主党の玉木雄一郎代表は「解散があるとしたら6月16日」と言う。理由は、骨太の方針が閣議決定されるのがこの日で、LGBT法案が参院でも可決される見通し。そして17日から天皇がインドネシアを訪問。衆院の解散は国事行為なので、天皇がいる間に解散に打って出るのではないかという読みだ。田崎氏は「私の見立てでは解散は9月、総選挙は10月」

   解散時期は不明確だが、選挙の準備は進んでいるようだ。羽鳥は「岸田派の閣僚関係者によると、『選挙事務所をすぐに借りるように』という指示を先週出したといいます。さらに、選挙カーのレンタルを行っている会社では、ここ1週間で政治家の秘書の方からの問い合わせが増えてきているそうです」「さらにウグイス嬢です。全国で300人のウグイス嬢が所属する会社を経営している社長は、いまから心づもりをしておくようにと伝えているということです」と紹介した。

(バルバス)

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