トランプ前大統領 裁判直後にレストランで「きょうは俺のおごりだ」に小西克哉「怒り煽って支持率アップ」

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   けさ14日(2023年6月)の「モーニングショー」で、司会・羽鳥慎一は「機密文書の持ち出しをめぐって起訴されたアメリカのトランプ前大統領が、日本時間の14日朝4時ごろ裁判所に出廷しました。裁判所の前ではトランプ支持派と反トランプ派が集まり、警察に取り押さえられるなど騒然としました」と伝えた。

   罪状認否でトランプ氏は37件の起訴内容をすべて否認し、無罪を主張。裁判後に寄ったキューバレストランでは、居合わせた客たちに「きょうは俺のおごりだ」とふるまい、「私たちの国は崩壊しています。問題しかない国です。国家は衰退しています」とおだをあげた。

  • 大統領時代の秘密文書持ち出し
    大統領時代の秘密文書持ち出し
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チャットGPTでフェイクニュース増える

   2度の起訴にもかかわらず、トランプ氏の支持率は上昇している。森山みなみアナが支持率の変化を伝える。3月30日に不倫の口止めを起訴された際には46・9%から47・6%に上がり、今回も53.8%から54.8%に上昇した。アメリカの政治に詳しい小西克哉氏は「起訴を利用して支持者の怒りをあおり、支持率を高めようとしている」と話している。

   浜田敬子(元AERA編集長)「トランプ氏の機密文書の管理は想像以上にひどいですよね。トイレや倉庫に置きっぱなしにしたり、自慢げに作家に見せたりもした。本来なら、大統領の資質に著しく欠けると考えられることが、支持者には通用しないんです。深刻な問題だと思います。連邦議会襲撃への関与も捜査が進んでいますが、それも支持者は、陰謀であり政治的圧力だと主張し、対話の糸口さえ見えません」

   玉川徹(テレビ朝日)「大統領選は共和党員の支持というより、無党派層の人がどう考えるかで決まるんですよね。無党派層の人から見ると、現在の状況はひどいということになると思います」

   安部敏樹(リディラバ代表)「次の大統領選はチャットGPTもあり、そうとうフェイクニュースが増えると思います。そういう状態になった時に、誰もがフラットに信じられるかは怪しいですね」

(バルバス)

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