大阪・梅田の商店街で、シンボルの大仏を殴りつけて壊す一部始終を防犯カメラがとらえていた。「いま、この映像がニュース」と、14日(2023年6月)の「めざまし8」で西岡孝洋アナウンサーが取り上げた。
映っていたのは、11日午前1時40分過ぎ、「ひがし中通り商店街」にたむろする男女8人。20メートルほど離れたホテルの前にある高さ7メートルの大仏に女1人が近づき殴るポーズ。つづいて近づいた黒いTシャツの男が勢いをつけてフルスイングで2発殴り、何事もなかったように元の場所に戻って立ち話を始める。警備員が近づくと、中指を立てる動作をして走って逃げた。
3月には指を折られるいたずら
大仏は15センチぐらいの穴が開き、中から綿状のものがはみ出していた。商店街の理事は「見事に穴が開いた。ぺっこりです。悪乗りする人が増えている。やりすぎ、毎度毎度」と憤る。この大仏は3月にも、ふざけてぶら下がられ、指をもがれたことがある。
司会の谷原章介「防止策はないのですか」と若狭勝(弁護士)に聞く。「厳罰で犯罪はなくならないといいますが、一定のところまでは厳罰に処して、損害賠償をきちんとやっていく。スシローのぺろぺろ事件もありました。酔った勢いでこういうことをやると厳罰をともなうと考えるべきです」
谷原「大事にしている人がいることをよく考えてもらいたいですね」。ホテルは被害届を出した。
(あっちゃん)