梅雨時季はカビが怖い! 皮膚のカビ白癬、森山みなみアナは「背中に」、玉川徹は...

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   気象庁は一昨日11日(2023年6月)、北陸と東北の梅雨入りを発表した。梅雨のない北海道を除くすべての地域が梅雨入りしたことになるが、ジメジメしたこの時期に気をつけたいのがカビのトラブル。今日13日の「モーニングショー」は千葉大学真菌医学研究センターの矢口貴志准教授をスタジオに招き、カビ対策について話を聞いた。

  • この時季はこまめなカビ対策が必要
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吸い続けると肺炎にも

   番組が最初に取り上げたのはカビを吸い込み続けることにより発症する夏型過敏性肺炎。主な症状はせき・発熱だるさなどで、乾いたせきが続いた場合などは要注意。トリコスポロンと呼ばれる白いカビの胞子が原因で、木の窓枠、畳の裏、観葉植物、押入れ・クローゼットなどの水分の多い木材に発生しやすい。

   矢口准教授「花粉症と同じように、人が耐えられる限界を超えると発症する。どのくらいかは人による。花粉症と違うのは部屋を掃除するなど吸わないようにすればいい」

   菊間千乃(弁護士)「押入れは除湿剤を入れておくと、どこから?というくらい水がたまる」

   皮膚のカビ、白癬にも注意が必要だ。白癬は皮膚科新規患者の10%を占める疾患で、足や爪だけではなくどこにでも感染し、場所によって水虫、たむし、いんきんなどと呼ばれている。夏は日本人の4人に一人が水虫になるといわれている。人から人への感染だけではなく、犬や猫からうつることもあるので注意が必要だ。

   森山みなみアナウンサー「背中にできたんですよ。友人と銭湯に行った時、背中にシミみたいなのができてるよと言われて、病院に行ったら白癬といわれた」

   玉川徹(テレビ朝日)「僕も浪人しているときに陰部にできました」

   カビを防ぐにはどうすればいいのか。浴室のカビを予防するには、45度から50度のシャワーで天井から流して換気する、風呂用タオルは外で干すなどが効果的だという。掃除の際に強くこすると、細かい傷ができてそこでカビが繁殖するのでNG。

   エアコンを久しぶりに使用する場合もカビが飛散する。夏場に初めてエアコンを使用する際には、窓を全開にして1時間運転、エアコン内のカビを排出するとよい。また、冷房や除湿を使った後はタイマーで20分間送風し、湿気を逃すとカビ予防になる。

   家庭内にカビを侵入させないことも重要。カビや土の中に多く生息するので、家に入る前に靴の汚れを落とし、濡れた靴は外で乾かすとよい。ガーデニングで草木を触る際には手袋を着用する。盲点となりやすいのが化粧ポーチやイヤホン、スマホケースなど。化粧ポーチは週に1回カバンから出して乾燥させ、汚れがあれば洗う。イヤホンは適度に外して耳の中に空気を入れる。スマホは本体とカバーの隙間に汗や手あかなどが入るので、定期的に外して汚れを拭くことでカビを防げるという。

(みっちゃん)

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