鹿児島県の公立高校で生徒10人以上が電子決済アプリ「PayPay」を使って詐欺にかかわった疑いで警察の捜査を受けていることがわかった。「ショッキングですね」と、13日(2023年6月)のTHE TIME,で司会の安住紳一郎アナウンサーが取り上げた。
「子ども世代は電子決済アプリに慣れている」
今年3月、この公立高校に警察から「生徒に話を聞きたい」と連絡が入り、警察は5月までに生徒から聞き取りを行ったという。アプリをどう使って詐欺したかを学校は「全容を把握していない」とし、県教育委員会は「警察が捜査中で詳細は把握していない」としている。THE TIME,も取材できていないのか、具体的な容疑内容に触れなかった。
主に3年生数十人で、第三者に不正送金させたと報じたメディアもある。
ITジャーナリストの三上洋さんは「子供の世代は電子決済アプリに慣れている場合が多い。スマートフォン1台でできてしまうので、高校生などの若い人が手を染めやすい」と指摘する。
すでに転校した生徒もいるという。学校は今後、保護者に説明会を開く予定で、生徒へのカウンセリングも検討するそうだ。
このニュースに、視聴者からは「良くも悪くもスマホでなんでもできてしまう」「悪いことをしたのだとわからなくなっているのでは」「周りの大人も恐れず正しく干渉してもらいたい」の声が番組に寄せられた。
(あっちゃん)