エッ、こんな小さくても!?相次ぐ「幼児のど詰まらせ事故」に堀池アナ「今度はすりおろしリンゴで窒息」

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   「鹿児島県の保育園で7か月の女の子が亡くなった事故。その原因は食べ物が気道に詰まったことだと分かりました。そして最近、子どもがおもちゃを飲み込む事故が相次ぎ、新たな規制も始まります」と、12日(2023年6月)の「めざまし8」でMCの谷原章介が「子どもの誤飲」を取り上げた。

   堀池亮介アナは事故の経緯を説明。「今年の4月18日、鹿児島県姶良市の保育園で、おやつの時間に当時生後6か月の女の子に保育士がすりおろしたリンゴを与えました。するとその後、体調が急変し窒息状態となり、意識不明となりました。そのおよそ1か月後の5月28日、女の子は亡くなりましたが、その死因は『食べ物が気道に詰まり窒息したことによる多臓器不全』とみられています」。関係者によると、女児の気道に詰まっていたのは、直径7~8ミリの食べ物だったという。

来週からマグネット玩具の製造禁止

   「めざまし8」はマグネットをくっつけて遊ぶマグネットセットの誤飲の事例も取り上げた。1歳9か月の女児の腹部を撮影したX線写真には、数珠つなぎになって白く写る物体があった。1つが直径3ミリのマグネットが合計37個連なったもので、小腸の3か所にあって、磁石が小腸同士を引きつけ、腸の壁を貫通していたという。

   マグネット玩具の誤飲を全国調査し、危険性を訴えている宮本亮佑医師がリモートで番組に出演。出演者らの疑問に答えた。谷原は「直径7~8ミリというと、本当に小さなものという感じがします。それでも乳児にとっては詰まらせるくらい危険なものなのでしょうか」と聞く。

   宮本医師「そうですね。子どもの場合、手術する時に喉に入れる挿管チューブの太さがだいたい5~6ミリ。それがちょうど入る器官の太さというと、だいたい6~7ミリが子どもの気道の太さと考えます」

   子どもの誤飲の危険性があるとして、来週19日以降に製造禁止などの規制が始まるのが、「約3センチ以下で強力な磁力を持つ『マグネットセット』」と「約3センチ以下(膨張前)で膨張率が50%超の『水で膨らむボール』」。

   橋下徹(弁護士)は「大人に向けても『販売禁止』までしないといけないのですか」と質問。宮本医師は「私が経験した中では、15歳の中学3年生でも飲み込んで事故を起こしてしまった。まず、磁石が危険であるということを知ってもらうことがとても重要です」と答えた。

(ピノコ)

姉妹サイト