ジャングル40日ぶり生還のきょうだい...お姉ちゃんが生き延びる知識と経験持ってた!(THE TIME,)

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   南米コロンビアの小型飛行機墜落から40日、ジャングルで1歳から13歳のきょうだい4人が生還した。「いったいどのようにして奇跡の生還を果たしたのでしょうか」と、けさ12日(2023年6月)の「THE TIME,」で司会の安住紳一郎アナウンサー伝えた。

   小型機は5月1日、コロンビア南部のアララクララから北へ350キロのサン・ホセ・デル・グアビアルへ向かう途中に墜落した。乗っていた7人のうち、操縦士と先住民族指導者、子供たちの母親の大人3人の遺体が発見されたが、1歳、4歳、9歳、13歳の子供4人はおらず、地面に小さな足跡があった。

   近くのジャングルから哺乳瓶やハサミ、果物の皮、おむつなどが見つかった。軍の特殊部隊や先住民が捜索を続け、6月9日に4人が保護された。

  • 過酷な現実が……
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10歳で一人前になるアマゾン先住民族

   ジャングルには肉食のジャガーやピューマ、さらに咬まれると死ぬこともあるヒアリもいることを考えれば、まさに「奇跡の生還」だ。探検家の関野吉晴さんは「(4人が)アマゾンの先住民と聞いて、ああ、それなら大丈夫と感じました」と話した。

   4人は先住民族「ウィトト」で、3歳過ぎから食料集めや狩猟技術、家事・育児の方法を学び、関野さんによると「自然から素材をとって自分で作っちゃう」。10歳で早くも一人前扱いされるため、上の姉2人の経験と知識が大いに役に立ったのではと想像される。発見保護された4人とも脱水はあるものの、命に別条はないそうだ。

   安住「コロンビアは50年近く内紛続き、助かったとはいえ、4人は過酷な状況に置かれているのではないかと改めて思いました」

(あっちゃん)

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