木曜劇場「あなたがしてくれなくても」(フジテレビ系)第9話が6月8日(2023年)に放送され、新名誠(岩田剛典)の妻、楓(田中みな実)の決断がネットで支持を集めた。
楓は興信所に調査を依頼し、吉野みち(奈緒)の夫、陽一(永山瑛太)が店長を務めるカフェを訪れた。楓はみちの浮気を匂わせるような発言で陽一を揺さぶろうとするが、陽一は終始「それはそれで俺のせいなんで」と淡々としていた。
仕事でもミス続きの楓に、上司の川上圭子(MEGUMI)が「どうしたの?ひどい顔してる」と声をかける。「楓はさ、綺麗な顔して昔から泥臭いとこあるから。何でも頑張って、頑張りすぎて、突っ走って、意地になって、で負けず嫌いで頑固で。でも、私は好きなんだよ、そういうとこが」と背中をさすられながら語りかけると、楓は泣き出してしまう。
謝る楓に「謝らない。泣いて謝る時は負けた時。楓はまだ負けてない」と優しく諭したうえで、圭子は「楓、これは私の意見だけど、自分の心を壊してまで一緒にいることに何の意味があるのかな?」と問いかけ、楓ははっとしたような表情になった。
「まじで抱きしめてあげたい」
誠が会社を退職した日、楓は家でお祝いの料理と酒を用意して待っていた。誠が「離婚しよう」と告げると、楓は目に涙をためながらも「わかった。いいよ、離婚しよう」と返したのだった。
誠の気持ちが離れてからも、誠にすがりつくような言動が目立った楓だったが、離婚の申し出を承諾したことについて、ツイッターなどでは「わかった。離婚しよう。って覚悟を決めた楓の表情ものすっごい綺麗だったな」「夫から離婚して欲しいと言われて、涙ひとつ流さずに『わかった』と返した楓さん、強くて美しい女性だなぁ」「涙をためつつもしたたかに『離婚しよう』と返した楓、まじで抱きしめてあげたい」と、楓へのエールが相次いだ。
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